Mさん(男性/30代前半)



「自社内で、希望する領域への異動は難しい」と判断。転職を決意
新卒で外資系製薬メーカーに入社。入社当初からプライマリー領域を担当してきましたが、オンコロジーか希少疾患領域を手がけてみたいという思いが強くなっていったのです。しかし、自社内では領域をまたいで異動できる可能性が低いため、転職活動に踏み切りました。
転職エージェント2社ほどと面談しましたが、これから転職活動に伴走してもらうパートナーとしてはやや不安があり、より親身なサポートを求めてJAC Recruitmentに登録しました。期待どおり、中長期的なキャリアについて話し合うことができ、目指す方向性が見えてきました。
紹介を受けた求人は10数社。大手からベンチャーまで、いずれも未経験でオンコロジー・希少疾患領域にチャレンジできる求人です。
オンコロジー領域で「新組織の立ち上げ」に携われる企業を選択
候補企業のなかで興味をひかれたのが、外資系製薬メーカー・A社。オンコロジー領域の新組織を立ち上げるにあたり、数十名のMRを募集していました。開発力やパイプラインのほか、全員が同じスタートラインから始められること、新しい組織づくりに携われることに魅力を感じ、その1社に絞って応募しました。
初めての面談から応募までの間、コンサルタントの方と職務経歴書を何度も往復し、添削を受けました。わかりにくい表現を修正し、見せる順番を工夫し、レイアウトをより見やすく……とブラッシュアップしていったのです。その間に、これまでの経験のエピソードの整理も進め、「このエピソードよりこちらを書いた方が企業に響きそう」といったアドバイスもいただきました。
準備万端で応募したため、選考はスムーズに進み、年収150万円アップで転職を実現できました。入社した現在は、重要なエリアを任され、周囲の人たちとも良好な関係を築けています。
担当コンサルタントからのコメント:未経験領域へのチャレンジでは「自己分析」とそのアピールが重要
オンコロジー領域の経験がなかったMさんでしたが、初めて面談でお会いしたときから「この方なら希望に合う企業のどこかには転職できるだろう」と感じました。しっかりと自己分析ができており、「これがやりたい」という思いが伝わる方だったからです。未経験領域を目指すにあたっては、それが非常に重要なのです。実際、A社からは1次面接を終えた時点の評価が「唯一の満点」と、フィードバックを受けました。
オンコロジーや希少疾患などの領域を目指す方は多いのですが、漠然と「キャリアアップしたいから」ではなく、「なぜその領域に行きたいのか」「入社後、どのように働きたいのか」を明確に語れるようにしておくことが大切です。自身の思考の整理・言語化を私たちコンサルタントがサポートしますので、お気軽にご相談ください。
※事実をもとにしておりますが、プライバシー保護のため、個人が特定されないように内容を一部変更しています。